色をそろえる
2020.03.22 インテリア
ずいぶんブログをご無沙汰してしまいました。
今年に入って新型コロナウィルスが世界で猛威をふるい、
家で過ごす時間が長くなっていますね。
外で気軽にランチをすることも少し気が引けて、
そうなるとキッチンに立つことが多くなりました。
無添加住宅では、キッチンの素材や引き出しの組み合わせなども
建てる人の要望に応えてくれる仕様になっているので、
わが家の暮らしにあった形で、とても使いやすいです。
たとえばキッチンの高さですが、
うちの場合は、背の高い主人も背の低い私も、中くらいの娘もキッチンに立つので、
91センチという一般家庭と比べると少し高めに設定しています。
でも、腰の少し上なので、もたれたときに腰が折れなくて、けっこうラク♪
フライパン調理の時はちょっと高いですけどね。
キッチン戸棚の素材は白桃のような色の「シンゴン」。
天板は御影石の「ピーチポリーノ」。
ピーチポリーノは、ピンクとグレーと白と黒が組み合わさった石でできています。
そこで、この自然素材の色を最大限に生かすために、
キッチンで使う色は、「白、黒、シルバー」と決めました。
冷蔵庫や水切り棚、鍋はシルバー。
炊飯器や電気ケトル、保温ポットなどは白。
アクセントに黒い鉄瓶やワインなどを置いて、色を引き締めます。
ブラシやスポンジ、タッパーなども、
白やグレイで統一すると、
空間に調和ができてまとまった感じになるのです。
ラップや食材の袋って、色がたくさんあふれていて、
ちょっと見た目にごちゃごちゃしてしまいますよね。
それらはキッチン横の納戸や引き出しの中に収納。
キッチンカウンターの上には、置くモノを厳選してすっきりシンプルに。
いつでも食材や調理した鍋、皿などをドカドカ置けるように、
空間を空けてあります。
それと、海外ではよく、キッチンにアートを飾っているのを目にします。
それを真似してちょっとした絵を飾る(100均の額縁ですけどね)。
フルーツなんかも置いておくと、
キッチンが一気に華やかに、元気になって、
そこに立っているだけで、気分がアップします!
色の調和をはかって、自然素材の美しさを生かすように配慮する。
さらにそこに、「空間とアートと果実」を。
キッチンが、所狭しと食材やキッチンツールであふれていると、
色が氾濫し、ごちゃごちゃした印象に。
そうなると、どうしても生活感があふれてくたびれた印象になります。
色をそろえてすっきり、シンプルに。
「空間とアートと果実」が
ちょっとした遊び心を演出してくれ、
心の余裕にもつながると思うのです。
そんなキッチンに立っていると、
料理を作ることも、労働ではなく、喜びになります♪
自分を喜ばせてあげる家作り。
楽しんでいます。